落ち葉はどこへ
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木々の赤みが深まり,秋を感じる今日この頃。
道には落ち葉が積もり始めている。
沖縄にはない光景で,黄色や赤色に街が染まっていくのは新鮮だし綺麗だ。
でも知らない世界だからこそ疑問もいっぱいある。
落ち葉たちはどこへ行くんだろう。
毎年毎年,仙台市内だけでも何十万,何百万の葉っぱを落としているはずだ。その葉っぱは,色づいて,その後落ちて,その後,どこに行くんだろう。
昔だったらわかる。昔はそこらじゅうが木でもそこらじゅうが土だったからどれだけ葉っぱが落ちても下の土の上に落ちて,分解されて,「ええ土ー!」ってなるだけ。でも今は至る所がアスファルト。分解もされない。消えようがない。
ある程度は業者の方が集めてくれているのを見たことがある。燃やされるんだろう。でもそれでは改修しきれない葉っぱがめちゃめちゃあるはず。
風には通り道ってのがあるらしい。で,そこの行き止まり,例えばビルに挟まれた袋小路だったり,そんなとこに街中の新聞紙やごみが風に流されてやってくるらしい。
じゃあ,仙台でも一緒なんじゃないかな。
どこか街の片隅の誰も知らない場所に落ち葉は年々集まってる可能性がある。もう,何年も何年も積もり積もってるから,傍目には山にしか見えない。から,結局気づかれずどんどんたまる。さらに落ち葉の山が高くなる。
俺が生きている間には難しいだろうが,そのうち,日本一高い山が仙台の端っこにできるかもしれない。楽しみだ。