俺ん家の芝生は青い。

なるべくふざける

効果音で喋る男


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説明を効果音でする人がいる。
特に男性に多い気がする。

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芸人とかで
「ばーー来て、がーー現れて、ぐわーー言われたんすよ!!!」
とかって表現を聞くと、勢いあるなあ、真似したいなあって思う。
 
語彙力ないって言われたりもするのかもしれないけど、
感情やその他もろもろの言動をその一言に詰め込んで説明しようとする気迫には圧倒される。
 
それに、色々な事例を思い浮かべると、効果音で説明する人はそのわずかな変化の中に多くの意味を込めていることがわかる。
 
「ばーー」走るのと,「がーー」走るのの違いってなんだろ。
速さかな?「がーー」の方が速い気がするけど。。どうだろ?
方向かなって思ったりする。「ばーー」が向こう側。「がーー」はこっち側。
左右の違いかな?「ばーー右行ったと思ったのに,がーー左行くんすよwww」みたいな使われ方してそう。。
 
プロだとこういう使い分け教えてもらってたりするのかな。
いや,まず聞く側の一般人に広く流布してる必要あるだろ!とも思う。聞いてても違いがわからなかったら説明する意味がない。
 
だけど,感覚的に,なんとなくわかる。
だから効果音を用いる人は特に直す必要がなく,中には職人レベルまで達する人もいる。
 
極端な例になると、
 
「ばーー来たのが、がーー寄ってきて、ばーーどっか行って、さーー消えたんすよ!!!」
 
これは、落ち着いて考えると、全てただ人の動きを説明しただけである。
 
なんの感情も込めないと、
 
「人が現れて近づいて来たと思ったら、そのままどっかへ過ぎ去って行きました」
 
みたいなことになる。
 
それを、「ば」・「が」・「ぱ」・「さ」でここまで大きな話題として堂々と提供できるのは、やっぱりすごい。
 
色々ある中で
が行は特にすごいと思う。
 
「がーーやって、ぎ!って止まるじゃないすか?ぐ〜曲がったんすけど、げってなってまぢ無理っすわ。。ごぉ!って追いてかれました。」
 
てきとーに作ったけど、
車の話かな?
とかって思っちゃう。
 
聞く方も真剣に聞かないとついていけないから、必死になる。
言葉だけではわからないからジェスチャーも見ようと体も向ける。
 
結果、独壇場。
 
すごいなあ。かっこいいなあ。
 
なぜか全部千原ジュニアで再生されるので、千原ジュニア見て勉強しようと思う。